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昭和16年12月8日

 投稿者:湘南の暇人  投稿日:2006年12月 8日(金)22時02分13秒
  通報 編集済
  今から65年前、昭和16年(1941)12月8日は、大日本帝国海軍がハワイ真珠湾を攻撃して日米戦争が始まった日である。折しもNHKが昨年の今頃放送した『その時歴史が動いた・真珠湾への道─山本五十六、苦渋の決断』前後篇がアンコールされている。今だから言えるのかも知れないが、日米開戦絶対反対の軍人が何ゆえ、虎の尾を踏むような作戦を決行して、310万人もの戦死者を出す戦争に導いたのか。真実を知りたいという人も絶えないのだろう。リクエスト放送の要望が多いのが、私には意外とは思わない。

私のHPの『無明庵・私の戦争論』について、そんなページは止めたら!などという友人もいるが、私は意味の無いこととは決して思わない。誰しもが身内のしかも父親が戦死という事実により、一度しかない人生でその存在を実感したことがないのなら、過去のことと割り切って済ましておられようか。逆に聞いてみたい気がする。

先ごろ世間を騒がせた高校の「社会科」未履修問題は、戦後日本の、先の戦争には全て目を瞑る傾向を如実に象徴しているような気がする。「自国の歴史」の学習が選択科目などと言うのは、教育の荒廃以外なにものでもない。英語ペラペラの数学者の『国家の品格』なる書が200万部を超えるベストセラーになった事実は何を物語るのだろう。

私の購読する産経新聞は、最も保守的なメディアと言えるが、この新聞の「日米開戦特集」に寄稿する学者・評論家でさえ、真珠湾攻撃に始まる日米開戦を事実上、評価してはいない。この新聞は多分に意図的に「大東亜戦争」という呼称を用いているが、それすら保守的、非平和的と言うのなら、それも一つの意見だが、どちらかに限定するのもおかしなことと私は思う。平和を希求するあまり戦前の昭和のテロ・暗殺・クーデター・戦争にやみくもに避けようとするのは、それこそ平和という理論・現実を導き出すことにはならないと私は考える。ここでは「太平洋・大東亜戦争」がなぜ3年9ヶ月にも及んで国家を瀕死の目に遭わせたのか、疑問を呈するに止めたい。

日米開戦は山本五十六が悪い、東條英樹が悪い、近衛文麿が悪い、陸海軍軍人が悪い、ましてや昭和天皇が悪いなどと名指しするのは、近代史を真に知悉するとも思えない。尊皇攘夷のような精神性を強調して、物理的・科学的根拠を無視し「お国のため」と死を強要したのは大日本帝国軍人だけに留まらない。政治家・官僚・メディアにも相応の責任がある筈である。真実を知らされなかった国民だけは「無罪」というのも甘いような気がする。ハワイ真珠湾攻撃成功には、そのとき国民はこぞって欣喜雀躍したのが真相だと思う。

http://www1.odn.ne.jp/~ceg94520/homepage/

 

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