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> No.63[元記事へ]
ぴちょんくんさんへのお返事です。
> 私は以前より気になっている事があります。それは「食べ物は精神にも影響を及ぼす。」という話です。禅の修行で「魔境」と言う状態に陥ると修行を一旦中止するそうです。そして高タンパクで低カロリーの食事に変えるそうですがこれは脳に働きかけると言うことでしょうか?
ごめんなさい、禅宗のことはよくわかりません。
これをご覧になっている和尚様いらっしゃいましたら、ご回答をよろしくお願いします。
>ヒンドゥー教のグッズを売っているサイトには「食事をしたり料理を行う時に唱えるマントラ集」と言うCDかDVDがあります。商品の解説には「料理する時材料の調達方法や料理する人の心の状態により食事をする人もその影響がでます。この中には
> その影響を取り除き料理を浄めるマントラが収録されています。」とあります。
ヒンドゥー教のこともよくわかりません。
でも、チベット密教のリトリートで供物を料理する時にマントラをお唱えしたりしますね。
理由はよくわかりません。
浄めるためなのかどうなのか。
ただ、美味しい料理のコツが「愛情ひとつまみ」であるってみんな知っているでしょう?
料理人が憔悴していれば「愛情ひとつまみ」を加える余裕もないでしょうから、料理人の精神を整えて、また食材のうまみを最大限に引き出せるように「お願い」をするのは当然のことでしょう。
>これがもしも本当ならばいわゆる「ファーストフード」や「インスタント食品」と言うのは本来食べてはいけない事になります。如何しても食べなければならない場合は浄めてから食べる事になります。当然ながら神仏に供えたり捧げたりする料理の材料や調理された料理は言うまでもありませんが日常生活においては「感謝しておいしく頂く。」で良いのでは、と思います。
たとえば、イスラムでは屠殺のときに誦える経文のようなものがあるそうです(テープを流してると聞いたこともありますが)。
そうやって浄められた肉じゃないと食べられない。
ただ、生きているものを殺すのだから、気持ちのいいものじゃないことは確か。
植物だって(印度西蔵では輪廻しないことになっているけど)生きている。
その生命を戴くときに、「ごめんね」「ありがとう」という気持ちを抱くことも必要でしょうね。
ファストフードやインスタント食品ってマックやカップラーメンのことでしょうか?
一概に悪いとは言えないと思うけど、健康的でないのは確かです。
ただ、我々行者が食べるそば粉なんかも、ファストフード(手軽に取れる食事)でありインスタント食品(溶かすだけだから)ですよね、昔の感覚からしたら。
ぐつぐつ何日も煮込んで作るようなものとか、コースのようなものは労力が勿体無いからね、本来は。
戦国時代に、政宗が陣中で食べられるインスタント味噌汁を考案した(縄に仙台ミソをすり込んだ・・・刻んでお湯に放てば味噌汁完成)。
そういうのは、いいんじゃないの?
>「浄める」と材料から料理する人や食べる人迄みな「穢れている」事になりますが実際の所は如何なのでしょうか。確か曹洞宗や臨済宗等禅の伝統を伝える寺院では調理場か食堂に大黒様が祀られているのは上記の意味合いも含んでいるのでしょうか?私としては「あれは汚い、これはきれい」と分け隔てる方がまずいと思いますが・・・。(食べられられない物は除きます。)
おっしゃることはよくわかります。浄穢の概念を超えていくのが仏教のあり方です。
だから、仏教徒は墓場で修行したし。
密教徒は、あえて不浄の肉とされるものを食べた。
ただ、こういう考え方もあるわけです。
仏教は苦行ではなく、身体を苛めるために断食をしたりはしない。
が、逆に飽食に浸ることもしない。
では、食事を食べるのは何のため?
それは、自分の身体の中の仏さまに供養するため。
ですから、ほとけさまの供物を誠心誠意で調理するのはいいことなのではないでしょうか?
食事というありきたりのつまらない行為であっても、供養の修行だと観想して行うんです。
ちょっと長くなりそうなので、一旦きります。
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